無名百物語第七章【台本】
ぱや
無名百物語第七章【台本】
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妖精良いなぁ…好き
台本(コピペ)
僕(私)は妖精が見えていた
それは小さくて愛おしい
けれど 怒らせると地一つ破壊する天災だった
それでも君らと過ごす時間が幸福だった
これからも一緒にいたいと思ったんだ
君らと共に行く場所はどこも幻想的だった
積み重なる暖かい思い出 初めましての出会いは湖だった
楽しそうに水浴びするその姿は とても可愛らしかった
惹かれるように近付き気づいたら口にしてた
「こんにちは」
君らは言葉が話せないけど表情や身振りで伝えてくれた 思わず頬が緩む
" あと何年生きられるのだろうか "
寿命が短いこの世界でいつしかそんなことを考えていた
十八の時 君らが消した地を見た
別に恐ろしくはなかった それより見せてくれた君らが愛おしかったんだ
僕(私)の他愛もない話を楽しそうに聞いてくれた
隣に来る君らの顔を見る度に心のどこかが締め付けられた
君らに甘い僕(私)は泣いている姿なんて見たくないから 一生言わないだろう
" 僕(私)の寿命はあと少しなんだ "
無名百物語第七章
妖精と生きた淡い桃色
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