救済【一人声劇台本】

読み手 あなた 台本なぎかん

２作品目です。 拍手、コメント、自由にどうぞ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「あれ...ここは...？」 目を開けると、そこには一面の花畑があった。 それこそ、天国と呼ぶに差し支えないほどに。 「ああ、そうか、(僕、私)死んじゃったんだっけ」 確か線路から飛び降りて、それで... あまり良く思い出せない、記憶が曖昧だ。 けど、今更そんなことはどうでもいい。 僕は解放されたんだ！あの苦しみから、あの痛みから、あの悲しみから！全部全部全部全部！ アハハハハハハハ！ こんなに気持ちよく笑ったのはいつぶりだろうか。 わからないけれど、とにかく気持ちがよかった。 もう、(僕、私)に意地悪してくる人達も、「産まなければよかった」だなんて言ってくる両親もいない。 .........なのに、何故、何故こんなに涙があふれるのだろうか。 悲しくなんてないのに。あの世に未練なんてないのに。 ｢なんで...なんで......？」 自ら救済を絶ってしまった(少年、少女)は、今もあの世を さまよい続ける... ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #病み　　#孤独　#闇　#なぎかんの台本 #1人声劇 #一人声劇 #声劇台本 #声劇 #台本 #朗読台本 #朗読 #1人朗読 #一人朗読 #台詞台本 #セリフ台本 #台詞 #セリフ