その遊女(はな)が選ぶ死は【CM風声劇】
牡丹:○○×蒼嵐:○○×台本:ぽぴー
その遊女(はな)が選ぶ死は【CM風声劇】
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とてもとてもお久しぶりに声劇台本を書いてみました。これはとある診断メーカーで診断してもらった時に思いついて書きなぐったものです。口調や秒数等は変えていただいて構いません(特に秒数は私好みなだけですので笑)
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[1:28~(雨音が入ってから)]
牡丹:「雨が、やみませんね」
蒼嵐:そう呟く、彼女の声。
[1:18~(ギター音入ってから)]
蒼嵐:「…ええ」
牡丹:感情の読み取れぬ、貴方の声。
[1:10~(2カウント後、曲入りから)]
牡丹:「このまま、時間が…」
蒼嵐:止まればいいのに。
牡丹:その言葉は、喉につかえて出てこない。
牡丹:苦しくて。
蒼嵐:愛しくて。
2人で:涙が出そうになる。
[0:47~(曲の盛り上がりから)]
牡丹:「今日は、ありがとうございました」
蒼嵐:「あぁ」
牡丹:そしてまた、
牡丹:「またのお越しを、お待ちしております」
蒼嵐:「…失礼する」
牡丹:私たちの間には、新しい亀裂が生まれた。
[0:25~(雨音が入り始めたあたりから)]
牡丹:テレビドラマ「その遊女(はな)が選ぶ死は」
蒼嵐:2020年1月、放送開始。
[1:13~]
牡丹:「綺麗な月を、朽ちにした」
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設定
幼い恋心は、叶うことも無く、汚い大人に毟り盗られてしまった。
淡い恋心も、悲しい庇護欲も、この世界には通じない。
裏切られた絶望と、それでも消せない恋心。
陥れられた復讐心と、伝えられない真実と愛。
これは今は昔の京都を舞台に、2人の男女の、在り来りにも想える、悲しい恋物語を綴ったものである。
牡丹(ぼたん):本名、一華(いちか)。父の借金が原因で、幼い頃から兄のように慕ってきた蒼嵐と離れて、遊郭で働くことを余儀なくされてしまった。しかし、父の借金は蒼嵐が仕向けたことで、彼は自分の母と自らの夢を守るために一華を裏切ったことを知ってしまう。絶望に打ちひしがれる一華だが、どうしても嫌いになることが出来ない。そして彼女は今夜もまた、愛しい憎(いと)しい彼のために、紅を引いてしまうのだった。
蒼嵐(そうらん):小さい頃から妹のように大事に護ってきた一華のため、彼女を遊郭に送り出してしまう。しかしそれは、汚い大人達が仕向けた事であると気づいてしまう。夢だった町奉行として、そして一人の男としても一華のことを守る為、彼は今夜もまた、愛しい辛(いと)しい彼女のために、夜の街へと足を向けるのだった。
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コメント
2件
- すみちゃむお借りさせていただきました💦
- 雨虎お借りしましたー