【声劇】バナージとジンネマン2🎶Unicorn🎶
澤野弘之
【声劇】バナージとジンネマン2🎶Unicorn🎶
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完成版
その1の続きですな
バナージぃ、うまくできないのʕʘ‿ʘʔ
セリフ
ジンネマン 「そこでまた別のシステムってやつができあがった。宇宙に棄てられた者、スペースノイドに希望を与え、生きる指針を示すための必然。それがジオンだ。地球に残った古い体制はそいつを否定した。出自の違うシステム同士が相容れることはないからな。どちらかがどちらかを屈服させようとするだけだ」
バナージ 「……でも、連邦っていう統一政府があって、宇宙に百億の人が住んでいる世界なんて、きっと昔は夢物語でしたよね。そういう可能性も、人にはあるんじゃないですか……? ふたつの考え方が、いつかひとつになることだって――」
ジンネマン 「みんなが平等に束ねられたわけじゃない。はじかれて潰された連中の怨念は、いまでもこの地球にへばりついている」
バナージ 「哀しいことです、それは……」
ジンネマン 「……ああ、哀しいな。哀しくなくするために生きているはずなのに、なんでだろうな……」
バナージ 「……うぅッ」
ジンネマン 「……ん?」
バナージ 「……(すすり泣き)」
ジンネマン 「バナージ――」
バナージ 「わかってますよ。男が人前で泣くもんじゃないっていうんでしょう……」
ジンネマン 「……いや。人を想って流す涙は別だ。何があっても泣かないなんて奴を、俺は信用しない」
バナージ 「……(声を上げて泣く)」
#ガンダム交響楽団 #セリフ用伴奏
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