【声劇台本】ともだちのはなし
あなた()×☆ともだち()
【声劇台本】ともだちのはなし
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その友達と出会ったのは子供の頃だった。
その友達は、とても綺麗で
私は世界がキラキラと輝いてみえた。
少し私は大きくなった。
その友達は小さくなった。
遠い異国の話、叶わない恋の話、
勇敢な人の話、不思議な館の話、
どんなに忙しくても、毎日たくさん話した。
私は大人になった。
友達はいなくなった。
毎日忙しい。
もう、空に溺れることも、
鯨の恋を歌うことも、
私には出来なくなった。
今日が始まって、
明日がやってくるだけだ。
私のつまらない物語。
死神の観客が1人笑って、
カーテンコールを待っている。
☆「そんな事ないよ。」
あなたは…誰だろう。忘れてしまった。
☆「君のことずっとみていた。」
とても大切なのに。
☆「毎日をほんとうに生きてる。」
そばにいてくれた。
☆「そんな君に僕達は恋をしていた。
…好きだよ。大好きだよ。」
鈍臭い私の心をゆっくり聞いてくれた。
そうだ。あなたは…私の大切な友達たち。
数多の物語たち。
☆「…行っておいで。
僕達は、いつまでもここにいるよ。」
私のエンディングは、まだ分からない。
でも、それでいい。それがいい。
これは私だけの、
________私の物語(じんせい)なんだから。
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お久しぶりです。我夢です。
寒すぎます。室温が14℃しかありません。
みなさんも、風邪ひかないように
お気をつけてお過ごしください。
今回は私のかけがけのない
友だちの話をしようと思います。
みわたかさんの素敵な音をお借りしました。
本当にいつも、ありがとうございます。
友だちは僕って言ってますが、
性別がないので、好きに演じて欲しいです。
結構ギリギリ時間です。申し訳ない…
コラボお待ちしております!
_______あの日、高窓からの飛翔の意味を
あなたは教えてくれた。
コメント
1件
- 三鈴読ませていただきました!