台本『嗚咽』
台本:野良猫 BGM:びすけっと コラボ者様:
台本『嗚咽』
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台本屋さんと、読み手さんのお話を書いてみました!
題名の『嗚咽』の意味は、声を詰まらせながら泣く事。むせび泣く事。
この台本の意味と言いますか…イメージみたいな物ですw
台本屋さんと、読み手さんの名前はまだ考えておりません!!
なるべく続きみたいなものは作る予定なので、お楽しみ下さい。
アレンジや、一人称、語尾など変えて大丈夫です♪
性別転換 可です。
コラボする際は、拍手orコメントどちらかをしてもらえると嬉しいです。
※蛇足です。
この話の『台本屋さん』とは、お話を書く人です。
『読み手さん』は、読んで字のごとくその台本を読む人、または演じる人です。
そして、このお話の舞台はnanaです。多分、読んですぐに分かった方もいたかもですねw
─────台本─────
私と彼が出会ったのは、90秒の短くて長い台本からだった。
彼は台本屋さんで、私は読み手をしていた。
私と彼は、よく話すようになって、いつの間にか恋人となっていた。
私の物語があるとしたら、結論に行く山場だったんだと思う。
私は、癌というものに蝕まれていた。先生に、「あと1ヶ月ほどの命」なんて言われたけれど、私は彼の台本をあと何回読めるだろう…そんな事を考えてた。
だんだん体が弱くなっていく私は、彼に1つの嘘をついた。
「私達、別れよう。」
本当は、違うんだよ。別れたくないの。
「私達、合わないんだよ。台本屋と読み手なんて」
違うの、そんな事ない。
私の大きな嘘。彼を縛りたくないから…愛してるから
「さよなら」
男性Ver.
俺と彼女が出会ったのは、90秒の短くて長い台本からだった。
彼女は台本屋さんで、俺は読み手をしていた。
俺と彼女は、よく話すようになって、いつの間にか恋人となっていた。
俺の物語があるとしたら、結論に行く山場だったんだと思う。
俺は、癌というものに蝕まれていた。先生に、「あと1ヶ月ほどの命」そう言われたけれど、俺は彼女の台本をあと何回読めるだろう…そんな事を考えてた。
だんだん体が弱くなっていく俺は、彼女に1つの嘘をついた。
「俺達、別れよう。」
本当は、違うんだ。別れたくない。
「俺達、合わないんだ。台本屋と読み手なんてさ」
違う、そんな事ない。
俺の大きな嘘。彼女を縛りたくないから…愛してるから
「さよなら」
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コメント
4件
- 野良猫
- GA-KO素敵な台本お借りします
- 野良猫
- 凪【☘️5/17-低浮上/コラボ感想は現在停止中🙇】切ないお話...(´;ω;`)✨ でも素敵な台本だね!!