栗花落の妖
美雨【】妖【peko】
栗花落の妖
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#声劇 #掛け合い #台本 #声劇台本 #予告風声劇 #雨 #声劇民と繋がりたい #藤鴇ゆずり台本
コラボ用とるの難しい………
合わなかったら取り直しますすすす( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
ーコラボ様用ー
【あらすじ】
梅雨に入り、振り続く雨のせいでじめじめとするだとか、癖っ毛が跳ねるだとか、そんな事を露草 美雨(つゆくさ みう)は気にしない。
夏の一歩手前。この時期しか逢えないモノと逢えるから、春と夏の間の、境界線のようなこの時期を彼女は愛している。
今日も彼女は傘を差しながら紫陽花の通路を通り、風鈴と真っ赤な鳥居が続く道を駆け抜ける。
★性別変更:×/台本変更:×/転載:×
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(以下、転載・転用禁止)
美雨:雨の中、風鈴と真っ赤な鳥居が続く道の先に、その場所はあった。
(1:23 鈴)
妖「ここは立ち入り禁止だよ」
美雨「貴方は立ち入ってるじゃないですか」
妖「俺は特別」
美雨「なんですか、それ」
妖「なんだろうね」
(1:12 雨音止まる)
美雨:咲きだした紫陽花に釣られて踏み込んだ、寂れた神社。彼はいつもそこに居る。
(1:05 雨音入り)
妖「立ち入り禁止だって言ったのに」
美雨「これ、傘」
妖「俺に? ふふ、変わってるね」
美雨「うん。よく言われる」
(0:56 雨音止まる)
美雨:学校帰りや休みの日に来ては、色々な話をした。
(0:51 雨音入り)
妖「今日は早いね」
美雨「走ってきた!」
妖「靴下に泥水が跳ねるだろう?」
美雨「気にしないよ」
妖「そんな事を言って」
(0:39 遠くで鈴の音)
美雨「あ、狐の嫁入りだ」
妖「存外近そうだ。見に行く?」
美雨「見れるの?」
妖「うん」
美雨「行く!」
(0:31 音楽FOし始める)
妖「もうすぐ、梅雨が明ける」
(0:27 無音)
美雨「消えかけてる……?」
(0:26 音楽FI)
妖「梅雨にしか居られない。名前すら無い妖なんだ」
美雨「来年には、また会えるんだよね?!」
妖「多分」
美雨「なら、来年も来るよ。その時に、名前をあげる」
妖:『栗花落の妖(つゆりのあやかし)』6月20日、公開。
(0:03)
美雨「こんにちは、ツユリ」
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露草 美雨(つゆくさ みう) 女/17歳
物静かだが、好奇心旺盛であり、割としょっちゅうふらふらと何処かへ入り込んでいく。別段普段から妖が見えるという事はないが、母親曰く小さい頃は何かが見えていたらしい。本人はそのことを全く覚えていない。
栗花落の妖(つゆりのあやかし) 男/不明
今ではすっかりと廃れてしまった山奥の神社に、梅雨入りの時期にだけ姿を現す妖。元々は神様であったらしく、その名残で少しずれた場所に隔離されている。無意識のうちの寂しさから、美雨を呼び込んでしまったのではないかと考えられる。名前は神様でなくなった時に失った。
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