18時【コラボ】

THE BOOM

今回は、コラボのお誘いをいただいたこともあったのですが、この元サウンドを聴いていただきたい気持ちが強く、キーボードパートを少し生ピアノで重ねさせていただきました♪ ニヤさん、dai（だい）2号さん、もっきー2号さん、素晴らしいサウンドをありがとうございます♪♪♪ この元サウンドの情熱と共にある緊迫感を壊さないように、浮かないように ニヤさんと同じくらいのテンションで入れないと…と 音数は少ないですが、少ないからこそ もっともっと時間をかけて この曲に向き合うつもりだったのですが。、。 ちょうど たまたま時間ができた夕方過ぎからピアノに向かいはじめ（たまたま18時過ぎ？）家事やピアノの音出しの時間を気にしながら 何かに急かされるように弾いたので 少し緊張感のようなものは出たかなあ？と私にしてはかなり珍しく、どの音でどう入れるか決めてから ほぼ一発どりのピアノ録音でした🎹 今日はもう時間がないから 一回で大体のことを決めたい！とLive感を感じることができて楽しかったです♪！！ あらっぽいテスト投稿のつもりが、オッケー👌出してくださった時は 表現の部分で共感し合えて嬉しかった😆です。 その楽曲に向き合う最適の環境にご自分を置くため、お忙しい中 様々な場所にご自分の足で出向き、実際にみて触れて nana録音の旅を続けておられるニヤさん。。まさに宮沢氏（ニヤさんは宮沢和史さんのことをこう呼ばれて、もはやTHE BOOM、宮沢さん研究家のような、、）の生き方を再現されておられるような…。 THE BOOM、宮沢さんファンとして このような方がいらっしゃるのは ものすごく心強いです←何の心強さか自分でもよくわからないのですが、。 それにしても首里城、、、何といってよいか。 一度訪れただけの私でも こんなに心痛めているのに、ニヤさんはじめ沖縄の方々、また宮沢さんはどれほどのお気持ちでいらっしゃるのか、、。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 以下、ニヤさんのキャプションですが、これを読んでいただくと、活動のご様子がわかっていただけるかと ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ シングル『真夏の奇蹟』のカップリングより。ベストアルバム『THE BOOM2(BLUE)』にも収録。 まず、突然のコラボ用のお願いを快諾してくれたもっきー２号さんに大感謝です。 この楽曲について、ネット拾いなのでその情報の出自は定かじゃないのだけど、先に歌った『YOUR MY SUNSHINE』と同じく宮沢氏が20歳 の頃に既にこの楽曲の原型があったとのこと。学生だった頃の私は「うげぇ俺よりちょい下の奴がこんなん創ったんかっ⁉️」とその話に驚愕したものです。 18時と言えば、黄昏時。黄昏時はまた、古来日本では逢魔時とも呼ばれた。逢魔時とは「何やら妖怪、幽霊など怪しいものに出会いそうな」時間。 そんな“間”＝“魔”が介在する時刻であれば、天国と地獄と現在が入り乱れて死んだはずの僕の魂が還ってくる奇蹟もあるかもしれない。愛の破綻を迎えて苦悩する男も、18時⇒逢魔時であればなるほど復活するかもなぁと自己解釈。 あと、かつて『花』の時にも書いたけど、どうしようもない苦難に見舞われた時に、暮れ行く海を見つめてると悩みがだんだんとひらけてくる事がある。あの美しさに心を一瞬持っていかれるんだよね。魅入る事の魔性と美性。 私がこの楽曲を初めて聴いたのはRimixのほう。第一印象はあんまりパッとしなかったけど、後にこの無印『18時』を聴いてグッときた。やっぱシャララは大事。『FACELESS MAN LIVE』のこの楽曲で、宮沢氏がシルバーの衣装で歌ってて、「あぁこの楽曲の為の演出か…」となんか納得した。 《音作りについて》🥁 daiさんがこの伴奏をアップされた頃すぐにもっきー2号さんが歌われていて、その素敵な「シャララ」愛にとても感動してました。私がいつかこの楽曲を表現できる時には、この「シャララ」があれば完璧だ…と思っていたけれど、自身のセットリスト消化が停滞しダラダラと挨拶も出来ず。 で、私のnana活動第3部でのアルバム『FACELESS MAN』の世界を出来るだけ表現する企画にて、ようやくその時が来たのでもっきー2号さんにダメ元でコーラスをお願いした所、なんと10分以内にアップしてくれて。ビックリと感激でそれから集中録音モードに入ったのでした。 とにかく重ねたので個別の事柄は各パートに書くとして、まず欲しかったのはパーカッション伊藤さんとドラム栃木氏。原曲とはちと違うけど、私の技量でやれる限りを頑張った。 タムにmonsterエフェクト掛けたらストリングスっぽくなったので、原曲のキーボードの代わりとした。monsterエフェクトでバスドラ、chip mukエフェクトでタムを魚が跳ねる音に見立てたり。シンバルは思いのほか上手くいった。 《歌入れについて》🎤 もっきー２号さんが１番を歌われていたので、私は２番から飛んでCメロ〜ラスサビを。ラスサビ前のファルセットをやりたかったのよ。 ボーカルは、エスプレッソにお砂糖ドバドバな深く甘ったるい宮沢節を表現したかったけど、なんだか薄味になった感はある。けれど、これ以上追求しても仕方ないからこれで納得。 コーラスにて、争点となったのは「ベイベェーィ」(❓)のダミ声を入れるか否か。全体として浮いてるのは分かるんだけど、無ければ無いでシンバルが軽い。結果、入れる事に。後悔はない。 「覚えた〜」とサビのコーラスは私の技量だと美しくないと判断して断念した。あと、「シャララ」に「テルミー」(❓)を重ねる案もあったけど、もっきー２号さんの「シャララ」の邪魔をしたくなかったので止めた。全て納得。 今回のサウンドメイクはnanaプレミアムの新機能にだいぶ世話になった。やっぱ任意位置から録音は私のような重ね派には有難い。あと、ボーカル調整機能に凄く可能性を感じる。パワーを調整できて、余計な歌い直しや不満が減った。 キーボードパートのコラボとかあったら嬉しいな〜。パーカッションの刻みが多い分やたらテンション高めの『18時』に仕上がって、我ながらカッコ良いサウンドになったと大満足です。 素敵な伴奏にて歌わせて頂いたdaiさん、もっきー２号さん、ありがとうございました。 初めてこの楽曲を聴いたあの日から長い時を経て、こうして自分で表現できた事が嬉しい。そして何より、この楽曲とこうして向き合う機会を与えてもらえた事に心から感謝します。 《最後に》🕕🐟 このキャプを書くにあたって“逢魔時”を調べていると、やたらと黒・紫・橙のコントラストの空の写真が出てくる。そのカラーってハロウィンのコントラストだよなぁって気が付いて、魔のアーキタイプカラーなんだと納得した。 ※トップ画像は、宮沢氏のトラベルツアーで行った徳之島の黄昏の海。