【焔影叢乱】業火の決別(上【和風/忍者/戦闘/声劇台本】
◆おかまる× ◇ペケペケ 台本→まごろく
【焔影叢乱】業火の決別(上【和風/忍者/戦闘/声劇台本】
- 10
- 2
- 0
◇朱鷹(すおう)
◆琥珀丸(こはくまる)
※登場する言葉の読み方
・訊く/きく
・強欲/ごうよく
・抹殺/まっさつ
◆兄上…もう一度訊く…
◆里をこのようにしたのは兄上なのか!?
◇だとしたら…どうだというのだ
◆何故…。何故皆を殺した…
◆何故お師匠様を殺したのだ…!!
◇邪魔だからだ…
◆邪魔…だと!?
◇ああ…そうだ
◇俺にとってはもうこの里は邪魔でしかない
◇古くからのしきたりに縛られ
◇強欲な武士の言いなりになっているような
◇こんな里は…な
◆何を言って――
(遮るように)
◇おかしいとは思わないか?
◇俺達忍の方が優れているのに
◇何故無能な武士どもに仕えねばならぬのだ
◇なぜ奴らにいいように使われて
◇俺達が命を散らさなくてはならないのだ
◆それは…
◇だから俺は奴らを抹殺し、
◇忍の世を創る、そう決めたのだ!
◆忍の世…
◇お前も俺と来い…。
◇共に、忍が自分達のためだけに
◇生きられる世を創ろう
◆断る…!
◆兄上の言う事も一理あるかもしれない…
◆しかし、こんなやり方は間違っている!
◇そうか…残念だ。
◇では…ここで死んでもらおうか
◆兄上…本気で言っているのか…?
◇俺の邪魔をする者は全て殺す…
(SE:刀を抜く/0:11)
◆…ちっ!
(SE:刀を抜く/0:08)
◇…ここで死ね…琥珀丸!
◆くっ…! 兄上ぇぇぇえぇ!!
(兄上の叫びと重なる様に!SE:刀を打ち合う/0:02)
コメント
まだコメントがありません