【声劇】映画予告風『記憶の錠』
AVIneko
【声劇】映画予告風『記憶の錠』
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【登場人物】
男性…15年前、一家惨殺事件で家族を失い孤児となった一匹狼。警察官になったものの、多くの独断行動と暴力的な性格が原因でトラブルを起こし、クビになる。それ以来、1人で事件の真相を追っている。
情報屋…突然男の前に現れた謎の人物。様々な有力情報を入手しては男の前に現れてくるが、目的は不明。
女性…15年前の事件のキーパーソン。記憶を失い、自分の素性を思い出せないでいる。何故だか分からないが命を狙われている。男性と共に過ごしているうちに、彼に恋心を抱くようになる。
医者…ベテラン脳外科医。女性の主治医。
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【男性】
15年前。未解決の一家惨殺事件があった。
【情報屋】
「親の仇なんだってな? いい情報がある。……事件の手がかりは、あの女が握っているって噂だ」
【男性】
真実が遂にわかる……そう思っていたのに……っ!
【女性】
「私は……誰なんですか?」
【男性】
女は記憶を失っていた。
【男性】
「とぼけるんじゃねえ!!」
【女性】
「ほ、本当に、わからないんです!!」
【医師】
「脳に大きなダメージが見受けられます。下手に思い出させようとするのは危険です」
【情報屋】
「あの女……命を狙われてるな」
【女性】
「私…………殺されるんですか?」
【男性】
「殺されたくなかったら、俺から離れるな。思い出すまで守ってやる」
【男】
俺と女の、奇妙な生活が始まった。
【女性】
「私…………あなたといると胸があたたかくなるんです。この気持ち、なんて言うんですか?」
【情報屋】
「はははっ! その女、あんたに惚れてんじゃねえか」
【男性】
「なんじゃそら」
【情報屋】
「あんたもほんとは惚れてるんだろ?」
【男性】
「寝ぼけたこと言ってるとぶち殺すぞ!!!」
【女性】
「私……あなたに言わなきゃいけない事がある筈なのに、思い出せない……っ!」
【男性】【女性】
映画『記憶の錠』
【男性】
記憶が解き放たれた時、運命は動き出す。
【女性】
「私を…………殺してください……」
【男性】
「逃げたら承知しねえぞ……っ!」
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