朱色の砂浜
みきとP
朱色の砂浜
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かし
ふとした瞬間に 思い出す事
君はいつも 言ってた 「海が好きなの。」
遠くに霞んだ 遊覧船は
すぐに消えてしまった 朱色の砂浜
しゃがみこんでは 数えきれない
貝殻の声に 耳を傾けた
重ねた指と指先が 波に溶けて
うつむいた君と夕焼けが キラキラしてた
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