悪意という名の街
平穏な人生を夢見るのはやめたほうが身のためさ、
だって、それが俺らが知ってる最善策だから
それに走り去っていくバスを追っかけるのもやめなよ、
薔薇色の日々なんて、選ばれし者の特権なだけ
それに、自分がしてもいない事に対して謝るのもやめな、
時は短くて人生は残酷なものって言うじゃんか
でも、そんなの俺たち次第で変えられるんだぜ、
この悪意と呼ばれている街でさえ
新鮮な牛乳を求めて牛乳配達車の長蛇の列に並ぶ、日常の光景の中で瀕死の状態で立ってるみたいだよ
100人の孤独な主婦たちが、空の牛乳瓶をヒシと掴んでる、その心臓に注ぎ込む為に
昔貰ったラブレターを携えて、乾ききるまで瀕死の状態
信じることを止めるのに、これで充分だろ、涙が流れて荒れ狂う
悪意と呼ばれるこの街で 、そうだろ?
もがいて、もがいて、ずっと何年も、氷が混ぜ合わさったようなヤバイ雰囲気になっちまって
今じゃ俺も石のように冷たく死んだみたいな気分だよ
この悪意と呼ばれてる街の中ではな、そうさ
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