番凩
仕事してP
番凩
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かわいた木枯らし そよそよと
かわいた木の葉は ひらひらと
相見(あいまみ)える日を待ちながら
刻(とき)を数え歩く
綴(つづ)る言(こと)の葉に彩られ
紅く色めき刹那に踊る
紅葉(くれは)一枚手の平に
滑り語るは…
焼けた故郷(こきょう)に別れを告げて
木の葉の手に引かれ走り去る
未だ見ぬ未来への不安など
感じる暇(いとま)などありもせず
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