15場 至高の存在の祭典①
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15場 至高の存在の祭典①
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マクシム…音風奏心
サンジュスト:
ダントンたちの処刑は滞りなく終わりました。
マクシム:
そうか。
ル・バ:
民衆の反発もなく、ダントン人気は見る影もありませんでした。
マクシム:
そうか。
クートン:
今度こそ、我々に歯向かう者は誰一人いなくなった!
マクシム:
そうか。
ル・バ:
1つ、申し訳ない事が…。
マクシム:
何だ。
ル・バ:
ダントンたちと共にいたシトワイエンヌ・マリーアンヌを取り逃しました。
マクシム:
それで?彼女は、その女はどうした?
ル・バ:
密偵に追わせています。しかし行方は掴めていません。
マクシム:
そうか…。
サンジュスト:
次は何を…。
マクシム:
何をすれば良いのだ。
サンジュスト:
思いのままです。あなたは神に代わる存在にまで上り詰めたのですから。ダヴィッド。
ダヴィッド:
かつてギリシア・ローマにおいては無知蒙昧な民衆を教育する為に演劇が発展しました。我々もそれに習うのが宜しいかと。
サンジュスト:
そこで革命の本質、徳性を民衆に再教育する祭りを計画致しました。
マクシム:
祭り?
サンジュスト:
至高の存在の祭典です。
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