【20th Memory】
私は私を敵視する人間への報復は容赦しませんでした。プリスタの相馬三雲さんを先程ご紹介したと思いますが、彼とはかなり類似した点が多いなと常に感じています。逆に、周りからの注目を集めるためなら仲の良い友人を捨てることなんて容易かった。
私は人が変わってしまったんだと思います。
前までは、人を裏切るなんて絶対にしちゃいけない事だ。みんな平等であるべきだと思っていた。
しかし、周りの人間がクズすぎるあまり、人は人を裏切らなければ生きては行けない生き物なのだと解釈してしまってからは、私は周りと同じように振舞うことを決めました。
そしたら、みんなが私を仲間にしてくれたんです。
間違っているかもしれないと思いつつも、それがこの人たちにとっての当たり前だったんです。
今までみんなが私にそうやって接してきたんだから、私一人今更誰も責めたりしないでしょ??そうやって、中学時代を生きて来ました。ですが、そんな生き方は私の首を絞める一方で、息苦しさを感じていました。もう何にも縛られない自由な生き方をしようと選択したのはその頃でした。
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