【掛け合い台本】妖怪の殺害(プロローグ)
兎角ゆず
【掛け合い台本】妖怪の殺害(プロローグ)
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#声劇
兎角です。
私は妖怪が大好きです。大好きで民俗学も独学で学び、都道府県の妖怪も調べてきました。
だからこそ、愛しているからこそ、殺します。
【配役】
●夢原 バクト
○九鬼 玲奈
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○失礼しまーす。
●お、君が九鬼(くき)君か…よろしく頼む。
○あの…精神科の先生が探偵の私に何の用ですか?
●夢原バクト。それが私の名前だ。
○はぁ。
●探偵の君を呼んだのは他でもない。
君に殺してほしい相手がいるのだよ。
○すみません。言ってる意味がわかりません。
●あぁ、すまない。
殺してほしいのは人間ではなく、妖怪。魑魅魍魎だ。
○余計意味がわかりません!!帰りますよ!!
●では君は妖怪を信じているかい?
○…本気で帰りますよ?
●信じているかい?
○信じていませんよ。非科学的なもの。
●では、証明してみせてくれたまえ!!
君の灰色の脳を持ってね!!
○ホームズですか…。
●探偵である君に対しての最高の煽り文句だったと思うが……それとも、非科学的なものを証明することができないと?
○(ため息)まぁいいでしょう。受けて立ちましょう。
●…ありがとう。
では、こちらへ。君のためにワインを用意している。
○じゃあ、さっさと始めてください。
●では、妖怪殺しの始まり……です!!
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- ふぅ@❼cR!お借りしました!