キャッチボール
cσlσʃukε
キャッチボール
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お試し
夕暮れの坂道を
大きな背中と歩く
グローブを抜いた左手
皮革の匂いが残る
どんなに加減しても
あなたの球は速くて
逃げ腰の僕を茶化して
永遠に微笑んだ
「元気で暮らしてるか?」と
書かれた手紙 受け取る度に
独りでこらえた涙たち
止まらなくなるよ
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