君はどっちを選ぶんだ【三人(二人)用声劇台本】
読み手【ヴィエッタ: 様/ユヴェーロ:沼狸/リガルド:沼狸】BGM【ダンボール様】台本【寧色リツ様】
君はどっちを選ぶんだ【三人(二人)用声劇台本】
- 28
- 3
- 0
#バラード1番 #ショパン #BGM #クライマックス #バッドエンド #ホラー #声劇台本 #声劇
寧色リツさんの素敵な台本をお借りしています。
未熟ながらユヴェーロとリガルトの声を当てさせていただきました。
よければヴィエッタの声をどなたかお願いします<(_ _*)>
設定はhttps://nana-music.com/sounds/04fa21d1 より。
-----------------------------------------------------
「おい見ろよ、今日も人殺しのニュースだぜ!」
嬉嬉として誰かが言う。
わたしは母さんを殺した、らしい。テレビの向こうでは父さんが泣いていた。あまり記憶はないけれど、気がついたら捕えられてこの更生施設にいる。つまり、そういうことなんだろう。
厳しい生活、みんなからの視線、態度…毎日が贖罪のようだった。
もう嫌だ、嫌───
「初めまして、ヴィエッタ」(嫌─を遮るように)
『…あなたは?』
不思議な頭の人。
「俺はユヴェーロ。キャンディはいかがかな?とても甘くて美味し─」
「ユヴェーロ。それを仕舞え」(遮るように)
「リガルト…また邪魔しに来たのかい?俺はこの子を救いたいのに…」
「ダメだ。お前のそれは無実の彼女を罪人のままにする残酷な行為なんだぞ」
「可愛いヴィエッタ、奴の言うことなんて聞かなくていい。このキャンディを食べて、俺の花嫁として暮らそう。誰も君を恐れず、拒まない美しい世界で…」〈そんな世界があるのなら…〉
「ヴィエッタ、真実は時に辛いものだが…君は無実なんだ。僕はそれを証明できる。どうか、僕の手を取ってくれないか?」〈でもわたしは、無実…?〉
「「さあヴィエッタ、君はどっちを選ぶんだ」」(ユヴェーロとリガルト二人とものセリフです)
〈〉内のヴィエッタのセリフはユヴェーロ、リガルトそれぞれの言葉に心の声のように被せてください。
------------------------------------------------
コメント
まだコメントがありません