第5場A ダントンとジロンド派②
--
第5場A ダントンとジロンド派②
- 18
- 2
- 0
ジョルジュ・ジャック・ダントン…舞瀬奈希
ジャック・ピエール・ブリソ…龍斗せあら
ロラン夫人:
残っているのは、あなたがお金を流した記録だけ。
もし、お仲間が、これを見たらどう思うのかしら。
ダントン:
なぜそれがここにある!
ロラン夫人:
実は、ロンドンからお友達をお招きしているの。
ダントン:
タレーラン!
革命から逃げたアンタがなんでパリにいる!
タレーラン:
国王を裁判にかけるというだけで、大騒ぎだったからな。
ダントン、イングランドは、立つぞ。
ダントン:
嘘だ!
タレーラン:
私がここにいることが何よりの証拠だ。
帰ってくるつもりなどなかったのだよ。
イングランドは、プロイセン・オーストリア連合軍の、支援にまわり始めている。
デュムーリエ将軍:
連合軍を率いるのは、名将ブランシュバイグ公爵。厳しい戦いになりますな..。
ブリソ:
我が軍は兵士の数も足りていない...!
ロラン:
国王処刑︎がイングランドの怒りを買ったか。
タレーラン:
金で国は抑えられないのだ。
ヴェルニョー:
お前はジャコバン党も抑えられなかった!
ダントン:
全部俺に押し付けようってか!
コメント
まだコメントがありません