【和風声劇台本】桜散るらむ
桜子:もつまる×春成:もつまる
【和風声劇台本】桜散るらむ
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寝狐様の素敵な台本をお借り致しました!
一発録りで二役演じさせて頂きました(*´꒳`*)
難しいことばだけど、二人の心情をぼくなりに解釈してみたつもりです!(`・ω・´)
桜子(さくらこ):花魁
春成(はるなり):お客
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桜:わっちは知らぬ。そなたの背中に泳ぐ鯉のその意味など。
春:わたしは知らぬ。お前の脳裏を焦がす男の姿など。
桜春:それでもよかった
桜:ただ、おそばにいられれば
春「いつまで覗き込んでいる。そんなガラクタ、よく見飽きぬな」
桜「春成さまがくだすったものですからねぇ…なんだって嬉しゅうござりんす」
春:廻る、廻る、万華鏡
桜:眩しい華が、咲いて散る
(キラキラ音)
春「今宵は桜が見頃だそうだ」
桜「わっちはここから出られぬ身。代わりに見てきておくんなんし。美しいお話をお待ち申しておりまする」
春:それが彼女の最後の言葉。どこへ消えたか行方も知れず、赤い籠(かご)はがらんどう。
桜:わっちには秘め事がありんした
春:わたしには隠し事があった
桜:だけれどもう良いのです
春:お前が知ることは二度とない
桜:ただ一度、伝えたかった
春:お前を慕っていたのだと
桜:桜が散る頃どうかわっちを…
春:桜が散る頃わたしはお前を…
桜:…忘れておくんなんし
春:懐かしく想うだろう
桜:廻る、廻る、万華鏡
春:覗き込んだ筒の中は
桜:あなたさまの瞳の色で…
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コメント
1件
- もつまる@おとこのこあわわ、ありがとうございます…!!とってもかっこよかったのでフォローさせていただきました…!おうたうまくなりたい…!