錆
境
錆
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今日もしてる仲良しごっこ
相手の顔色うかがう
社会の仕組みは疑わず
また他人の畑を耕す
無理して着飾っていい身なりしても
所詮は社会の言いなりで
視野が狭くて
抜け出せなくて
待ってる黄泉の国へのお見送り
雨宿りしてる奴らは構わずに
濡れながら置き去りにしていく
比べるな
見慣れるさ
違いはある
平等だなんて不平等
いつだって言い聞かせる自らに
いつの間にか消えていた水たまり
別れを惜しんでいたってキリがない
俺を救ってくれるのは君じゃない
その他大勢から抜け出したいから
その可能性をさらけ出したいよな
言葉を使って伝えているから
言葉よりも大事な物を伝えられるかだ
俺たちの言葉が示した場所へ
ありふれた言葉でここまで来たが
見渡してみても君はまだいない
見晴らしはいいが身から出た錆が
まだ足りない
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