軽忽な救済を待つ醜さには一片の夾竹桃を
こんにちは谷田さん
軽忽な救済を待つ醜さには一片の夾竹桃を
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六月の訪れ
君は小さな身体を舞台に踊らせ、
言葉が喉からこぼれた
その光景は彼の心臓を握りつぶして
白昼に見る夢のようだった
彼は醜さに苛まれて、水色装う君を呪った、
互いに穢れたままで
瞳に映ったままの言葉は、
心臓の底にこびりついて
惨めな彼を赦して欲しいんだ
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