リストロンパ 世界観設定
ネタバレあり
リストロンパ 世界観設定
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才能を持つ者がそれを生かし続けることは義務である。
超高校級狩りが相次ぐ昨今、穴を埋めるかのように超高校級の肩書きは様々な生徒の元へ与えられるようになった。
以前は名誉なことだったはずだが、今となっては呪われた肩書きと言っても過言ではない。国に認められた途端、その身を狙われることになるのだ。
希望ヶ峰学園の後を追うように、多くの企業が超高校級を育成する学園の設立に力を入れていた。スポンサーの対立は学園の対立に繋がり、それがまた超高校級狩りを助長する。
そう、超高校級狩りとは、絶望の残党によるものだけでは留まらない。大人の戦争に子供が巻き込まれる。その最たるものが超高校級だった。
超高校級に選ばれれば、国から莫大な補助金が与えられ、将来も保証される。表向きにはそうなっている。親孝行のため、確実な地位を得るため、超高校級を目指す子供たちがいるのもまた事実だった。しかし現実は甘くない。いざ命の危機に晒されてしまえば、そうも言っていられなくなるものだ。
一度得てしまった才能を捨て去ることはできない。
しかし、ひとつだけ方法がある。
それは、記憶を失うこと。
あなたたちは望んで才能を失おうとした。新世界プログラムを基にして作られたシステムの、記憶を上書きする機能を用いて。
そのためには条件がある。
消したい記憶を保持した人物が
ーープログラム内で死亡することだ。
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