拝啓、君に死が訪れますように 4,5話

？んしろ 上野 んしろ 台本 んしろ BGM しゅうまっちゃ様

？「・・・今日も頼むよ。上野さん」 上野「またお前か。物好きだなホント・・・たまには自分で殺ったらどうだ？」 ？「僕にはそんな力も技術もないし．．それに上野さんのビデオに惚れたんだ。もう他じゃ無理。」 上野「そいつは嬉しいねェ。で、今日は？」 ？「注文でよろしく。ウチの学校の・・・・さんでお願いするよ。これ写真とお金ね。」 上野「へェへェ。毎度どうも。おォ。結構かわいいな・・」 ？「でしょ。好きなんだ。だから、よろしく。」 上野「好きな人ほど死んでほしい・・・一般人の俺にはわかんねェな。基本どうでもいいし。」 ？「昨日、上野さんうちの学校で誰も殺らなかったでしょ。。だから欲求不満でね。」 上野「はぁ？何言ってんだ。俺が日課を怠るわけないだろ。しっかり殺ったさ。」 ？「上野さんの作品を生で見れる最高の時間なのに．．．きっと全体清掃の前に清掃をした奴がいるんだ。許せない・・」 上野「ふぅーん。まっ、俺には関係ねェ。今日撮るから、また明日取りに来いよ。」 ？「ありがとう。じゃ、また。」 上野「・・・全体清掃の前に清掃をした奴・・・ね・・」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー オリジナル台本、「拝啓、君に死が訪れますように」の4.5話です。 基本は自分で書いて自分で演じるための自己満足作品ですが もし、演ってみたい！という方はお好きにどうぞ！ 人口の異常増加により、殺人が法で罰せられなくなった世界。 人々は他人の生に興味を示さず、日常的に殺人を犯すようにもなった。 自分の命だけがあればいい。そんな人々が蔓延る世界で、最近増えてきた自殺者。 死への興味か？自殺に見せかけた道楽殺人か？ 人の死に心を痛める特異な高校生、稲子奏多は自殺者の動機が気になってしかたがなかった。 キャラクター 稲子　奏多（いなご　かなた）17歳。 浅見高校に通う高校一年生。 何をするにも心ここにあらず状態の無気力マン。 しかしこんな世界で、人の死に心を痛める特異な人間だった。 唯一の友人、里見とは死についての話題にならない限りは仲良くしている（つもり） 里見　慎吾（さとみ　しんご）17歳 同上！ 稲子曰く、コミュ力お化け。 友人は多いが、その友人が死んでも何とも思わない。 稲子とは違い、この世界では「正常」とされる人間。 今迄で殺した人数は4人。 上野　浩太（うえの　こうた）　27歳 快楽殺人者。殺人の様子をビデオに収め、マニアに売っている。 死体を「作品」と考え、美しく飾り付けているつもりだが 人の死に興味がないこの世界ではほぼ誰にも気づかれない。 日課は、浅見高校で「作品」を作る事。