【声劇】星が降る日に思い出す
星が降る日に思い出すー予告編ー
【声劇】星が降る日に思い出す
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本番。
(2人)星が降るあの日、、
(颯人)僕らは。出会った。。
「花咲夏鈴です。宜しくお願いします!」
(夏鈴)教壇の横に立ち、持ち前の明るさを生かして自己紹介した
いつかの日。
今でも鮮明に思い出せる
あの瞬間は、
私の、私たちの青春そのものだった。
「芹沢颯人です。。宜しく」
(夏鈴)真面目で、でもどこかぬけている彼は、なぜか私の世話係になった。
それから少しの時がすぎて彼となんとなく、だけれど
一緒に帰路についたあの日から。
錆びた歯車はぎこちなく、けれど確かに動き始めた。
「星が凄くきれい。東京からこんなの見れなかった。」
「東京からは見えないんだ…へぇ」
(颯人)そんな会話をしたのはいつ頃だっただろうか。
(夏鈴)その頃の私は幼くて、
「ま、また。会える、よね?」
(夏鈴)約束は消えないものだと信じてた。
「うん、また会えるよ。」
彼との約束は
「夏鈴、約束だから」
(夏鈴)こんなにも脆いものだったなんて、私は知らなかった。
「颯人!なんで、どうして!」
(夏鈴)誰も、知らなかった。
(颯人)あの景色を君と一緒にいつか。。
(夏鈴)あの景色を貴方と一緒にいつか。。
(夏鈴)いつかあなたと、
(2人)見れますように。
(2人)声劇「星が降る日に思い出す」
近日本編公開
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