緑の街、マーリア
ルドルフ【】ユリシア【】イスラ【】
緑の街、マーリア
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「民も草木も賑わう街」
【あらすじ】
無事に祝福の森を通り抜けた二人は、緑の街へたどり着く。この街には様々なものが集う。
よいものも、わるいものも。
★性別変更:×/台本変更:×/転載・転用:×
使用時拍手お願いします。
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(以下、転載・転用禁止)
ユリシア「ここがマーリア? すごい、シファもだったけど、賑やか」
ルドルフ「そりゃあな。ぼんやりしてるとはぐれるぞ」
ユリシア「うん。……わっ」
(SE 1:20に「ドン」という音)
イスラ「こんな人通りの多い場所でよそ見しながら歩くと危ないよ」
ユリシア「ごめんなさい! あの、お怪我は」
イスラ「特にはないかな。ああ、ここで会ったのも何かの縁だ、一ついいことを教えてあげようか」
ユリシア「いい事?」
イスラ「そう、いい事。この街には色々なものが集まる。それはヒトに限らず食材や物もそう。だから自然と情報が集まる」
ユリシア「え」
イスラ「そうすると、こういう場所には情報をこっそり売る店ができる」
ユリシア「……そこに行けば、知りたいことが分かる?」
イスラ「探し当てられればだけどね」
ユリシア「持ち主を、見つけられるかも」
(0:37 BGM入り)
ルドルフ「おい。なんではぐれるなって言った傍からはぐれてるんだ」
ユリシア「! ごめんなさい、私そろそろ行かないといけないの、で……あれ?」
ルドルフ「誰かいたのか?」
ユリシア「はい、その方がここに情報を売るお店があるって教えてくださって」
ルドルフ「情報屋?」
ユリシア「それを見つけられれば知りたいことを知れると」
ルドルフ「……精霊の居場所に関しては知ってそうなやつが知り合いにいる。あまりおかしな奴と関わるな」
ユリシア「その言い方はさすがに」
ルドルフ「守人候補だという自覚を持て。運べるものも運べなくなる」
ユリシア「……すみません」
―――――――
ルドルフ・ノルン 男/19歳/人間/ルーア
ルーア王国の首都『シファ』にて運送屋を営んでいる青年。表情はあまり変わらないが、まじめな性格であり仕事はきっちりこなす。現在はユリシアの護衛依頼。
ユリシア・フローライト 女/17歳/アルテラ/ルーア
大樹リーヴァを目指す心優しい少女。守人になるための旅の道中。彼女には本来の目的以外に『捜し人』が存在する。
イスラ 男/20代後半/種族不明/出身不明
マーリアでユリシアが出会った男性。
―――――――
すべてが二分されるというのなら彼は善かそれとも悪か。それは視点の違いに過ぎない。
BGM:DOVA-SYNDROME
古の都 written by 清水裕介
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