【声劇台本】blue days
出演( ) 演奏/彗
【声劇台本】blue days
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彗さんの演奏する
眩しいDNAだけ / Piano ver.
をお借りしました。
何かを変えるために
特に意味のない挑戦をしてみる
っていう青臭さが個人的に好きです。
順風満帆よりも、上手くいかなくて、もがいている人の方が魅力的だなと感じます。
( )のところは、前のセリフに被せて
録っていただけるといい感じになるんじゃないかと
(自問自答的な)
一応女性想定の本ではありますが、
性別も内容もいじっていただいて問題ないので
読みやすいようにご自由にどうぞー
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見せてやる、これがあたしの覚悟だ。
人生は一本道だ。
ゲームのように
どこまでも行けるように見えても
実際に行けるところなんてはじめから設定されている。
そんなものは見せかけだけのフェイクなんだ。
誰かが何かに挑戦した。
失敗した。
ほらね。って言って笑う。
成功した。
あの子ははじめから他とは違った
見透かした振りをしてごまかす。
挑戦することを笑った。
恥ずかしいことだと笑った。
一段高いところから
安全な場所から指を指して笑った。
たくさん本を読んだ。
(言葉をたくさん知ってれば偉いの?)
たくさん映画も見た。
(フィクションの感動でお腹いっぱい?)
勉強だってそれなりに出来る。
(コミュ力は0点だけどね)
錆びた自転車
長い坂道
下る 下る
ガードレール
その先は海
急ブレーキ
ガードレールの2メートル手前
これがあたしの限界?
誰かがあたしの挑戦を笑った気がした。
違う。
こんなところで終わらない。
こんなところで終われない。
飛んでやるよ。
ガードレールに足をかける。
構うもんか。
行ける。
これがあたしの覚悟だ。
思い切り蹴る。
目の前に水平線が広がった。
見たことのない景色。
ほんの少し
ほんの少しだけ
自由が見えた気がした。
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