暖炉の炎が煌々と霞む自意識を照らしだして
絵の具はやがて泥に変わり、それでも眩暈くるめき、美しく
各自てんでの愚劣をぶら下げた、狂いに狂った蒙昧どもの
批評家気取りの値踏みの目、ここに価値あるものはないさ
誰も見たこともない景色を誰にも見せることなく描いた
朽ちゆく心に讃美の歌を礼讃の声を死に花に泪を
群青に染まりゆく箱庭に咲くはとりどりの
悲しみに満ち満ちた不揃いな造花で花束を
痩せぎすに瞬いた新月を食むは白鯨の
遊波が凪いだ街、その暗がりに色を塗るよ
コメント
10件
- 細波 姫夏お借りします
- Laylaお借りしました!
- でんでら入道お借りさせていただきました
- みどお借りしました!
- ユウお借りしました!
- ミケにゃん使わせていただきました
- ふりかけお借りしました!
- 板チョコ@雪見だいふくお借りしました!
- 雨月(うげつ)@超低浮上コラボさせていただきました。 気が向いたら聴きに来てください。
- グランドメーメーお借りします!