【一人声劇】助演は飽きた【台本】

朗読者【】

さみしさの代償は重い いつだって2番目だった 欲しいものは手に入ったことがなかった だけどこれだけは渡せない あの人にだけは、渡せない 「午後9時にいつものホテルの102号室で待ってる」 どんなに馬鹿で不真面目でも あの人なりの誠実さがあった 約束だって破ったことはない きっと現れてくれるはず 「早く会いたい、愛してる」 たとえ2番手でも横から手を出したって構わないはず 譲る気なんて毛頭ない 助演賞をとるのももうたくさんだ 3人分のグラスを用意して、スコッチを注ぐ 氷の音のバックに車の音が聞こえた 同時にホテルのインターホンが鳴る さあ、さみしさの代償を支払いにいこう 神さま、今の今まで待ったんだから 支払い猶予、あと少し、待っててくださいね シュリさん、また素敵な音色お借り致しました。 ありがとうございます。 『さみしさの代償シリーズ』とでも名付けましょうか。 端的に言えば不倫ものです。 3部作なので、3つ続きます。 需要があるのか分からないけれど(笑) 2→ https://nana-music.com/sounds/04b22ee4/ 3→ https://nana-music.com/sounds/04b23078/ 性別は不問にしているつもりですので、好きに変えてくださって構いません。 気に入ったやつを読んでやってください。 よろしくお願いします。 ご使用の際は一言コメントいただけると幸いです。 #声劇 #台本 #1人声劇 #mitagraph #シュリオリジナル #シュリBGM