声劇台本『"生きる希望と幸せ"の存在』
脚本:7087san 朗読:コラボ者様
声劇台本『"生きる希望と幸せ"の存在』
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「生きること」と「幸せ」の意味。
アークトゥルス: (Arcturus)は、うしかい座α星、うしかい座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つである赤色巨星。太陽を除き実視等級がマイナスとなる4つの恒星の1つ
春の夜空を代表する星として昔から親しまれている。
おとめ座のスピカが近くに輝いており、アークトゥルスのオレンジ色とスピカの青白い色の対比から、
アークトゥルスとスピカは夫婦星と呼ばれる。
アークトゥルスが男性、スピカが女性である。
脚本を書いた本人が朗読したやつ↓
https://nana-music.com/sounds/04adacec/
……疲れた。誰も私を理解してくれない。
私が必要な存在じゃ無いことも証明されてしまった。
死にたいと思って、高いところへ行く。
でも、冷静な自分が問いかける。
「本当にそれでいいの?兄弟は?自分を慕ってくれた、後輩達は?…あと一つ。やり残したことは、無いの?」
「……一つだけ、ある……」
それで手にしたものがあった。
幸せを感じる半分、私は彼の重荷にしかなっていないんじゃないか。いつ別れを切り出されても良いように、と。心の中で準備してたのに、真逆に進んだ。これからも傍にいてほしいと。7年の歳月が過ぎようとしている……人生の、暗闇の中で見つけた、アークトゥルス。
君がそばにいてくれるから……。
そんな存在がいてくれる奇跡に感謝している、この世に繋ぎ止めてくれた、彼に。
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