バサり(詩)
ふぁんきー
バサり(詩)
- 20
- 4
- 0
何年も前に好きな男性に送った詩です
良かったら朗読お願いします
君は言った
「私のタイプは髪の短い子よ」
そう聞いたときは
「いや君の為に髪は切らないよ」
そう思った僕だけど
気が付いたら美容室に足を運んでいた
長ったらしく伸びた
ぼさぼさの髪の毛
以前切ってから
半年でこんなに伸びたんだと
びっくりしてしまうくらいの長さだった
僕は何をするにも突然で
頭に浮かんでしまうと
それを実行させないと気が済まない
散髪して
僕は少し生まれ変わった
もう泣かなくて済むかな?
それは僕にはわからない
「泣きたいときに泣けばいい」
っていうけれど
今日会社で大泣きした僕は
上司にひどく怒られてしまった
もう人前では泣かないように
強くなりたい
コメント
まだコメントがありません