小さなバスで暮らしている
少女はいつでも待っている ひとり
呆けた色に変わっている
緑の木目と蛍光灯 ひとり
愛されては 宙に浮かんだ
夢のあと 探して歌ってる
ピンホールの あやふやな写真ばっか
並んで凍えてる
ねえ あなたとふたりで逃げ出した
あのほの灯りへと行きませんか
煉瓦の短いトンネルを
潜り抜けるのをためらって
何でもないような秘密つくって
二人は共犯者になって
とても深くまで落ちたこと
口を開いてしまったこと
#米津玄師 #乾涸びたバスひとつ
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