いつだって なかなか既読にならない
未読のままのラインが不安で
君が少し会いたいって言うから
思わず飛び出した午後8時
堪えきれずかけてしまう電話
夜の高速道路
耳に飛び込んでくる震えた声で
「私、好きな人ができたの」
すでに泣いていた僕の頭の中は真っ白になって
滲んでいくフロントガラス
言い返す言葉ももう見つからず
「最近返事が遅いのはきっと忙しいからなんだ」
そう言い聞かせてたことを後悔して 君に腹がたつ
「もっともっと思ってること口に出せば良かったのに」なんて
離れてく心が見えながら
「会いたい」なんて言えるわけないだろ
どうにかなってしまいそうで
もうどうにでもなれと思えてきて
繰り返されることはもうない
キスも、愛も、君も
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