声劇台本 『小さき華』
台本▶とせ BGM▶ゆずちゃ@BGM/台本
声劇台本 『小さき華』
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日本各地に残る鶴姫伝説。
私が鶴姫伝説を知るきっかけは「好きです鈴木くん」の漫画に出てきた事です!
単純ですねwww
ヒロインが演じた鶴姫とても素敵なんですよ♪
とゆことで
鶴姫伝説を元に、声劇台本作っちゃいました!
史実、伝説等とは何ら関係ありませんので
ご注意を!
強く逞しく生きる、そんな鶴姫様を思い浮かべました!
ゆずちゃ@BGM/台本様の素敵な演奏
ありがとうございました!
↓【台本】↓
⚠無断コラボ禁止です⚠
鶴姫▶▶
安成▶▶
ナレーション▶▶
安成「我が主はあなた様唯一人。」
世は戦国時代。
とある小さな國も戦乱の渦の中にいた。
その國の惣領はとある娘。
小さな國ではあるけれど誰も其処を奪えずにいた。
鶴姫「我が領地は一寸足りとも誰にも渡さん。かかって来るならばそれ相当の覚悟をしろ。」
戦国の大地を駆ける
一人の娘と一人の青年の、とある物語。
鶴姫「其方や皆がいる、この國を守りたい。」
鶴姫「私は惣領としての責任がある。何としてでもこの國を守らねばならぬ。だから…。」
安成「それでこそ、我が想い人だ。」
小さき華が一輪。
青く透き通る空の下、大地に芽吹く。
安成「我が主はあなた様唯一人。何処までもお供致します。」
鶴姫「もう分からぬ、分からぬのだ。どうしたら良いか。民のため皆のためこの國ために私はどうしたらいいのだ!」
安成「この小さな國を護ってきたのは紛れもないあなた様じゃないですか!」
願いを遠い未来に託し
想いを風にのせ
小さな花は大地に咲き誇る。
鶴姫「お主は、此の世から戦が消え我らがいち民として暮らせる世が来ると思うか?」
安成「いつかきっと来ますよ。その時が来たら夫婦にでもなりますか?」
鶴姫「五月蝿い。なにを戯(たわ)けたことを。」
安成「では気長に其の時を待つとします。」
鶴姫「…私もそんな世が来ることを願い、其方と共に今を生きるとしよう。」
【あらすじ】
小さな國を治める、若き娘・鶴姫。
野原を駆け、強く生きるその姿はまるで小さく咲き誇る花のように可憐で美しく儚い。
姫の右腕・安成は彼女を想っていた、そして彼女もまた彼を想っていた。戦国の世の儚い恋心。若き二人は民のために生きる事を選んだ。
#声劇 #台本
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