王国 (part2…前半の続き)
谷山浩子
王国 (part2…前半の続き)
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「王国」part 2へようこそ。
これを聴いてくださっている方は、
やさしいお方です。誠実なお方です。
part 3、part 4と開いていくうちに、
さらに何かが加わっていく仕組みです。
さあ、優しく誠実なあなた、
nana文芸部へようこそ!
部長も部員も全部俺!
えー……
キャプションが長いのは、もうご存知ですね。
面倒な方は、遠慮なく読み飛ばしてくださいまし!
part 1でも少し触れましたが、
にわとりのとさかさんの演奏がまず、
とんでもなく素晴らしいのです。
47都道府県の方言で「すごい」を言っても
足りないくらい!
この4連投で、それを味わっていただくだけで、
今年の耳福運UPまちがいなし!
そんなわけで、内容について、
ほんの少し、語らせてくださいましね。
ほんの少し……
この「王国」は、
「ゲド戦記」2巻「こわれた腕輪」を
元にした歌です。
昨年の谷山さんのコンサートMCで
そのことに触れられて、およよ…
となった私は、早速読みました、ゲド戦記。
ゲド戦記は、極限のワンワードまで端折れば
魔法使いのお話です。
宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」を
ご覧になった方は、おわかりになるかもですが、
2巻は、テルーを引き取った女性テナーの幼女時代、
まだアルハという名前だった少女と、
ゲドがハイタカという名であった青年時代の
ふたりの邂逅の物語です。
ここでは、「ユリイカ 2018年5月号
アーシュラ・K・ル・クヴィンの世界」に、
谷山さんが寄稿されたものを、ご紹介します。
(めっちゃゲド2について、
熱く語っておられるです、これが😆👍)
谷山さんのお書きになられた文章を、
著作権にひっかからない程度に、
断片の断片を抜粋させていただきますと、
「王国」の源泉となったゲド2は、
「朽ちかけた神殿、謎めいた墓所……
荒涼とした風景の下に、
闇に包まれた大迷宮がある」
「この(「こわれた腕輪」の)世界は
まるごとひとりの少女の心を表しているのだと、
どうしたって思ってしまう」
と綴られています。
その物語をぎゅっと凝縮したのが、
この「王国」の歌詞世界です。
というわけで、歌詞を掲載…
したいけど長すぎるので、今回は次に載せます。
……ここまで、ほんとに読んでくださった方、
ひとりひとりに頭を下げて回りたい気持ちです。
ありがとうございます。
あなたは、とてもとても優しく誠実で、
真面目で懐の深いお方です。感謝🙇♀️
#谷山浩子 #nana文芸部
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