閃の刻印
大典太光世(しゅーや) ソハヤノツルキ(紺青ゆき)
閃の刻印
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#百花合
激しい争いがピタリと止む。両方の大典太が同時に息を吐き、刀を鞘に戻す。戦闘を見守っていた2人のソハヤは、やれやれといったふうに肩を竦める。
「兄弟は本当に戦闘狂だよなぁ…」
それから、黒百合の本丸の大典太は語り始める。この本丸は円環の中にある事。いずれ来るいつかの日を切欠に、幾日か前へ戻ること。自分は霊力が強く円環前の記憶が残っているが、殆どの刀はそれを知らないこと。どうにかしようとしているが、何度も失敗を繰り返していること。
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