いつまでも
勇志(くろも)×秋雨(來亜)
いつまでも
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ギルドの長二人の掛け合いです。
秋雨は不器用ですが夫の勇志を誰よりも想っています。
勇志も不器用な秋雨を理解し愛しています。
勇志「秋雨、帰ったぞ」
秋雨「お帰りなさい」
勇志「ありがとうな」
秋雨「え?」
勇志「いつもお前が結界で守ってくれるから俺も安心して外へ行けるんだぜ」
秋雨「…またはじまった」
勇志「ちゃんと聞けって。俺だっていつ死んじまうかわからねぇんだからな」
秋雨「縁起でもないこと言わないで」
勇志「わりぃ。でも本当は照れ隠しだってわかってるぜ」
秋雨「勇志…!!」
勇志「お前は怒ってるところも可愛いな」
秋雨「もういいからっ」
勇志「はははっ」
秋雨「でもこんな世の中だもの…確かにいつ死んでもおかしくない」
勇志「ああ…全ては黒月(くろづき)の長次第だからな」
秋雨「もし永遠の別れが来ても私はまた…」
勇志「…なんだ?」
秋雨「…なんでもないわ。私はこのギルドを…あなたを守りたい」
勇志「ははっ今日はどうしたよ。やけに素直じゃねぇか」
秋雨「何でかしらね。言っておかなきゃいけない気がするの」
勇志「お前の勘はよく当たる…何も起こらなきゃいいが」
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