二人用声劇台本『宇宙に迷いし一つの明星』

ルノ 『 』×ヒュルダ 『 』

使用する際は拍手とコメントお願いします。 ヒュルダ：星が導きし魂は、輪廻の元に導かれその魂は浄化される。 ヒュルダ：「この古くて懐かしい物語、君は覚えているだろうか」 ルノ：「銀河列車、なんだここ」 ヒュルダ：「君も来たのかい？ ルノ」 ルノ：「ヒュルダもいたんだ」 ルノ：宇宙を駆けるこの列車は、何故か物寂しい様子で、乗客たち何名かは何かしら後悔のある顔が伺える。 ヒュルダ：死者を運ぶこの列車に乗る者は勿論死者のみ。ルノ、君はここにいてはいけない存在だ。 ヒュルダ：「ルノ、僕は何が幸せで不幸なのか分からない。僕にとっての幸せとは大切な人が安心することだと思ってた」 ルノ：「幸せって人それぞれなんじゃないかな？ 僕にとって今ヒュルダと列車にのっていること自体が幸せだからね」 ヒュルダ：「⋯⋯ 僕にとって、それは幸せでもあり不幸でもあるけどね」 ヒュルダ：「ここから先は長くなる。ルノは少し寝ていた方がいい」 ルノ：「ヒュルダ？」 ヒュルダ：「ルノ、君はひとりじゃない。だから、悲観することは無いんだ。たとえ⋯⋯」 ルノ：「ん、ヒュルダ？」 ルノ：目が覚めると列車では無く、学校の傍だった。さっきの事は全て夢のように感じ、ただ僕の目からは何故か涙が流れていた。 ヒュルダ：「たとえ、僕がもう君に会えないとしても」 ヒュルダ：やっと会えるよ、ルノ。 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を元に考えました。拙い文ですが良ければ #四ノ宮りゐオリジナル #声劇台本 #掛け合い #声劇 #2人用 #二人用声劇 #銀河鉄道の夜 #コラボ待ち #コラボ募集 #コラボ用