【二人声劇】鯨の歌【台本】
読手:〇〇&◯◯/書手:ロイヤルミルクティー
【二人声劇】鯨の歌【台本】
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五作品目となりました。
今回も二人声劇です。
今回はキャラクター性をしっかりさせてみました。楽しんでいただけたら思います。
‹attention›
·読みにくいかもしれません。(すみません…)
·男女問わず読んでやってください!
(アドリブ○一人称変換×語尾が若干変わる○)
·コラボの際は拍手をいただけると嬉しいです。
·アドバイスや読んだ作品にコメントが欲しい際は言ってくださいませ!聴きに行かさせていただきます。(アドバイスできる程の実力はないですが…)
~あらすじ~
海の側にある高校の帰りの話。
‹キャラクター›
佳(ケイ)→物静かな文学男子。眼鏡で覚めた目をしてる。
鏡花(キョウカ)→擦れた感じのない、愛されて育った一般女子。優しい声音。
↓から声劇開始です。(文章は鏡花が読みます。)
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雲がかった空と雨の匂い。
ぼーっと外を眺める私の耳に、鯨の歌が聞こえてきた。
その歌はどこか孤独を唄っているように聞こえる。
佳「鏡花、外を眺めてどうした?」
鏡花「鯨の歌を聞いてたんだよ。」
ここは海の側に建てられた高校。
運が良ければ、沖合いに鯨がやって来る。
佳「俺にはさっぱり聞こえない。」
鏡花「ふーん、残念だね…もったいない。」
佳は不思議そうな顔をした。
佳「そんなに、いい歌なのかい?」
鏡花「いや、物悲しくなる歌だよ。」
佳「…お前は、物好きだな。」
鏡花「お褒めに頂き"光栄"です。」
佳は溜め息をついて、席を立った。
佳「聞こえるはずがない歌が聞こえるなんて、馬鹿馬鹿しい。俺は帰るよ。」
鏡花「冷たいなー。聞こえた気がするだけだよ!ちょ、待って、一緒に帰ろう!」
仏頂面の彼の背を追って、教室を後にする。
あ、ほらまた聞こえた…
本当はね、鯨の声は鯨にしか聞こえない。
でも、聞こえたんだ。
鏡花「佳、独りになんかさせないよ…」
孤独を歌う君の声が…
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『忘れ雪』/せり様の伴奏
柔らかいピアノに引かれて、お借りしました。
是非、コラボ先も聞きに行ってみてください!!
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コメント
2件
- todorokigentaroおはようございます!^_^ 素敵な台本をお借りしました。 ありがとうございます!(^.^)
- ゆっきんコラボ頂きます✌😆いつも素晴らしい台本ありがとう御座います👍✨