声劇【ドンドン六区】
朗読(お茶丸)、台本(ヒロ志) #🍚❤️🔥
声劇【ドンドン六区】
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*【双六歩抄】の声劇3部作の3作品目、無事終了しました。
ご協力いただきました、お茶丸様、本当にありがとうございましたm(__)m
演じ分けが出来ていて、自分で書いておきながら、感情移入してしまいました…感動しましたっ……
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スーツの男「今宵、池に照らされた月は綺麗ですねぇ……」
酔狂「そりゃそうさ…ヒック…
なんせ、ここは前からキネマや演芸場、植物庭園、オマケに最近じゃあ、かぶれてオペラまで入って来やがった…ヒック……」
スーツの男「クスっ……(笑)」
酔狂「っはは!分かったぞー、アンタみたいな、"かぶれたジェントルマン"は、明日の催し物でも見に来たんだろっ!?
どいつもこいつも、目の前の事を見ず、直ぐ新しい物に目移りしやがるっ……」
スーツの男「…いいえ、明日開催される万国博覧会も気になりますが…私が興味あるのは…あちらです。」
酔狂「…塔……?ヒック…」
スーツの男「明日…私は貴方の愛する妻と共に、この塔を崩します。」
酔狂「…は?冗談もほどほどにしろよっ!
お前っ、俺の妻と面識あるのか?!」
スーツの男「…いいえ?」
酔狂「待てっ!話しは終わってないぞっ!!
くっ……俺の妻がそんなっ……」
~終~
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