【朗読台本】忘却
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【朗読台本】忘却
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どうもみなさんこんばんは、台本屋のぼくです。
最近はめっきり寒くなりましたねー。
この前台本出したのは初秋ごろでしたか。
僕にしては早い更新ですね(おい
今回はちょっとテイスト変えてあります。
あえて何も補足しませんので、
お好みの解釈をして頂けると嬉しいです
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ー喪われたのは、どちらなのだろうか
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ー思いつかないんだ。
ーどうして君は、此処に居ないの?
ーどうすれば、君を感じられるの?
僕はここだよ。
僕は、ずっとここにいる。
ー怖いよ。とても怖い。
ー君が過ぎ去る。
ー毎日、毎時間、毎分、毎秒。君は遠ざかっていく。
離れてゆくのは君だよ。
僕は、ずっとここにいる。
ーもう、無理なのかな。
ー君に触れようと、伸ばした手。
ー空を切った、こんな手なんて。
君は、そうすべきだった。
ーでも、
僕は過去だ。
或いは、ずっとずっと先の未来かもしれない。
ー未来のことなんて分からないよ。
ああ。
だから、そうかも知れないと言うだろう。
ー愛していたよ。
ー僕の大事なーーー
最後のことばは、闇に呑まれて。
きっと僕は、これからもずっと。
ずっと君を愛するのだろう。
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読み
此処 ここ
或いは あるいは
補足
喪われた うしなわれた
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ー思いつかないんだ。からが台本となってます。一応。
一人称、二人称変更自由です。
#朗読 #声劇 #台本 #朗読台本 #声劇台本
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ここからはただの喋りです。
以前出した「喪失」という台本があるのですが、
あれは僕的にはちょっとなんだかなー、書きたいものと違うなーって印象があって。
実はその時と同じテーマをリベンジして書いてみたのが今作なのです。
非常に読みづらい(と僕は思った)文章になってしまいましたが、書きたいもの、描きたい世界観が書けたので個人的には満足。
そして相変わらず素晴らしいレーニャさんの音に感服。
ずっと聴いていたい。感謝です。
それではみなさま、これから益々寒くなりますので。
どうぞどうぞ、ご自愛ください。
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