【声劇台本】黄昏の琥珀郷

貴方

踏切の先の彼女を僕は忘れない ...................................................... 空が薄紫に染まる時間帯、 僕は何故かまた寂れた踏切の前に立っている。 この時間はいつも点滅した警報機が音立てている。 今じゃその音は日々の憂鬱さを増させるだけなんだが。 僕はあの彼女を決して忘れたりなんかしない。 僕の目の前で死んだ彼女を。 それは一瞬だった──── 僕の眼前に飛び散る肉の塊、 僕の頬にベタりとついた生暖かい血、 地面をころころと転がる琥珀色の目は、 僕を優しく見ていたのが、 脳裏に焼きついて離れない。 どこまでも刻み込まれた記憶が次はお前だと、 僕に囁きかけてくる。 僕はそのまま奥の光に呑まれるように飛び出していった。 何処かで誰かが見てる気がした。 ────アドリブ＆性別変更大歓迎──── 現代文学みたいな台本っすね 前の台本⤵︎ ⤵︎ https://nana-music.com/sounds/04469932/ 次の台本⤵︎ ⤵︎ https://nana-music.com/sounds/044b4b9d/ #青オリジナル #BGM #観賞用 #鬱系 #ノスタルジック #nana民と繋がりたい #コラボ募集 #コラボ大歓迎 #朗読者募集 #朗読声劇 #オリジナル #台本師団 #拍手返します #朗読 #街の一角 #ループ #台本 #自己満 #セナミ #僕だけの台本 #無力な僕