冷たく小さな柱
それはかつて、命運を共にしたモノ
私がまだ 旅をしていた幼い日の存在
全ては遠い日の幻
もう届かないかもしれない
それでも、伝えたいのだ。
拙い言葉しかつづれぬが
友よ
かつて君たちと歩んだ日々は
楽しくもあり 哀しいものでもあったが
私にとって かけがえのない宝になったよ
もし 再び別の世でまみえたならーーー
その時は また旅に出ようか
当てのない 遥か彼方まで
その時が来たら
今度こそ ちゃんと皆んなで帰ろう
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また来世
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その記録は もう上書きされることはないのだろう
#台本