【声劇台本】荒れた村の馬鹿人
朗読者:朗読者様 / 台本:叶(きょう)/ BGM:狐のリサ
【声劇台本】荒れた村の馬鹿人
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最近なんとなく書いてた台本です。
どうぞご自由に。
使ってくださる方は、拍手コメどちらかあると嬉しいです!
多少のアレンジなどぜひ。
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どうも、こんばんは。
どうやら、貴方様は朝に麻を浅はかに吸い込み、鮮やかな痣を作るのがお好きだそうで。
貴方様。馬と鹿は飼われておりますか。
…ふむ、通りで。
馬と鹿を合わせれば、馬鹿 - ばか と読むのですよ。
…今、麻は吸っていないのですか?体が震えていますが。
ひょっとして、禁令でも出されたのですか。
はは、冗談です。怒らないでくださいよ。
貴方様が馬と鹿を飼っているなんて、面白いじゃあないですか。
馬鹿が飼っているんですよ?馬と鹿が可哀想ではないですか。
それも、荒れた村の跡地に一人。
まだ生きていると思い込む、時遅れの幽霊なんて居るのですね。
…荒れているのにまだ居るのだから、それはそうですか。失礼。
とっくにこの馬と鹿も死んでいますが…貴方様は見えるのですね、さすが馬鹿です。
早く成仏しなさいな、全く。
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