帝国玉座にて
シゼル【】ベルン【月鋼】
帝国玉座にて
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コラボ用です!!!!!!女王陛下、お待ちしております…!!
ファンタジー系してみたいなーって思ってたら良い台本を作っていらっしゃった方がいるじゃないですかやったあ!!!!!
素敵な台本お借りしました✨
「単身敵国に乗り込んでくるとはね」
【あらすじ】
数か月続いたカザリア大陸でのルーア王国とガイドハイク帝国の戦争が停戦し一週間。ルーアには未だ「ルーアの双璧」と呼ばれたうちの一人、セイアス・ロッドが戻っていなかった。捕虜の交換を済ませてもなお戻らぬ彼を誰もが諦め始める。
しかしある日、女王シゼルグラスのもとへ一通の手紙が届けられ、彼女は単身帝国へと乗り込んでいく。
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(入りとほぼ同時)
ベルン「おや、ルーアの女王陛下。遠路遥々よくぞ我が帝国まで」
シゼル「御託は結構。用件など既にご存知でしょう」(帝国あたりから被せる)
ベルン「ふふ。何のことかな」
シゼル「とぼけるな。我が国の双璧が一人、セイアス・ロッドが此方に世話になっているはずだ」
ベルン「口が悪いね。国の頂点に立つものが、そんなのでいいの?」
シゼル「貴方に言われる筋合いはない」
ベルン「ふーん。で。そのセイなんとかって、これの事?」
(倒れるSE。ベルンのセリフ中でもOK)
シゼル「セイ!」
ベルン「必死な顔だね。そんなに大事?」
シゼル「当たり前だ!!」
ベルン「面白いなぁ。たかが駒一つ、なんでそんなに必死になれるのか分かんないや。アルテラって全部そうなわけ?」
シゼル「駒ではない、民だ!」
ベルン「はは、笑っちゃう」
シゼル「返していただきたい」
ベルン「これ?」
シゼル「……ああ」
ベルン「ものを頼む時ってそれなりの態度が必要だと思わない? それとも貴国にはないのかな」
(座るSE)
シゼル「我が国の者を、どうか、返していただきたい」
ベルン「あっはは、プライドないんだねぇ」
シゼル「なんとでも言うがいい」
ベルン「……仕方ないなあ、せっかく面白いおもちゃを見つけたのに」
シゼル「っ、貴様」
ベルン「いいよ連れて帰って」(少しかぶせる)
シゼル「は」
ベルン「だから連れて帰っていいよ、って言ってるの」
シゼル「それ、は」
ベルン「まあ無事に帰れるものなら、だけどね! ふふ」(鎧歩兵SE)
シゼル「くそっ……!」
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シゼルグラス・ツルト・ルーアティス 女/22歳/アルテラ/ルーア王国
「ルーア王国」の現女王。二年前に父親である先代の王が崩御し、その後を継いだ。温厚で優しくまだ若いが、自国の民はできるだけ守りたい。
幼馴染であり「ルーアの双璧」と呼ばれるセイアスを取り戻すべく単身敵国に乗り込んだ。『慈愛の女王』
ベルンハルト・ルーフェン・セル・ガイドハイク 男/28歳/人間/ガイドハイク帝国
「ガイドハイク帝国」の現国王。独裁的な政治をするが、国民からの支持は高い。基本的に城から出ることはない。微笑みを絶やさない。
魔力を持つ「アルテラ」と呼ばれる人々を今度こそ完全に滅ぼすため、ルーアへ戦を仕掛けた。『冷将』。
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コメント
2件
- 月鋼☪·̩͙
- 藤鴇ゆずり確実に強い、ボス級に強い……!と感じさせるベルン、とても素敵です。「貴国にはないのかなぁ」など、シゼルをしっかりと見下してる、余裕な感じがありいいですね! かっこいいベルンをありがとうございました!