知らないんでしょ?
あの子の声が骨に響く
午前0時 痛い
唇の端だけ笑ってた
私のこと嫌い
私とあなたならどっちが
壊れてるの? 見せて
同じカバンに同じ恐怖が詰まっている ほらね
言い返せず俯く私
本当はね 笑ってたの
知らないんでしょ?
あの子を傷つけたいのに
褒めてしまう
こんなにこんなに
醜く笑うの
汚れているのにその手を繋いでしまう
私は私は静かな嘘つき
私なんて知らないんでしょ?
私なんていないきゃいいんでしょ?
あなたに笑いかけては心で
何度も殺すの
知ってるんでしょ?
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