【台本】誰のため、貴方のため【2人声劇】
演者:春斗()×桜(ネロ) 台本:きやま
【台本】誰のため、貴方のため【2人声劇】
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いつかとりなおすかも
Part1
https://nana-music.com/sounds/041ed7aa/
Part2
https://nana-music.com/sounds/041eda22/
【あらすじ】
ついにバンドとして初めてのライブを目前に控えた春斗と桜。しかし、本番直前に桜の姿が見えなくなってしまう。
人生で初めてのステージに臨む桜の心中を察した春斗は、準備を他のメンバーに任せ、桜を探しに走り出す。
一方その頃ライブ会場を抜け出した桜は、夜の街に一人佇みながら、道行く人々をぼんやりと眺めていた。
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開始直後
桜:「…何やってんだろ、私。」
1:27~ 少し声を遠めに
春斗:「吉野…!」
桜:「た、小鳥遊くん!?」
1:24~ 息を切らしながら
春斗:「はあっ、はあっ…!こんなところにいたのか…もうすぐ本番だ。戻るぞ。」
桜:「は、はい。あの、ごめんなさい、私…。」
春斗:「…お前、緊張してるのか。」
桜:「…!はい…。」
春斗:「ステージに立つの、怖いか。」
桜:「はい…。私の歌がちゃんとお客さんに届くのかって。否定されるんじゃないかって。…他の人たちの演奏に、敵わないんじゃないかって。
そう考えたら、急に自信がなくなっちゃって…おかしいですよね。あはは…。」
春斗:「はあ…」
桜:「え、あの、戻るんじゃ…」
春斗:「少しくらい問題ないさ。だいたいボーカルがこんなんじゃ、ステージどころじゃない。」
桜:「…ごめんなさ、」
前のセリフに被せて
春斗:「いいか。もともと俺は、音楽なんて二度とやるつもりはなかった。それを変えたのは、お前の歌だ。
…俺は、お前の歌に力があると知っている。」
桜:「小鳥遊くん…」
春斗:「他人と比べるな。否定なんかされて当たり前だ。届かなくたっていいじゃないか。」
桜:「…!」
春斗:「お前の歌は、お前だけのものだ。誰かのために歌おうとなんてしなくていい。お前は、お前のために歌え。」
桜:「…はい!」
春斗:「じゃ、行くか。」
桜:「あの、小鳥遊くん。…ありがとう。」
春斗:「…よしてくれ。」
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