改【一人声劇】またね【苦しみ】
朗読者 お名前 台本 くろのすけ
改【一人声劇】またね【苦しみ】
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おはようって言ったら、おはようって返してくれるのが、またねって言ったら、またねって返してくれるのが当たり前だと思ってた。
そんな当たり前がこんなにも呆気なくなくなってしまうものだったなんて知りもしなかった。
その日はまたねって言ったら、さよならって返してきたよね。
君と一緒の明日は、もう二度と来ない。
私の隣に居た君は、気が付いたらとても遠い所にいた。
なんで何も言ってくれなかったんだろう。
君はとても優しい人だったからかな。
きっと私に心配をかけさせないようにしてくれたんだろうね。
だけどね、一言ぐらい欲しかったな。
大事な人が苦しんでた時、何も分からない私は何もすることができなかった。何もしてあげられなかった。もし何か分かってたら、できることがあったんじゃないかって。
私はこの事を一生悔やむだろう。
それでね、死にたいなって思ったの。
けど、どれも寸でのところで怖気付いてしまう。
私には、君を救う勇気も死ぬ勇気もないみたい。
そんな私は自殺する資格なんてない。
だからね、私は私の罪と一緒に生きてみようと思うんだ。
次君に会う時は、私がそっちに行った時。
だからさ、今はこれでいいよね。
「またね」って。
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どうも、くろのすけです。
前書いたやつの改訂版です。
前のやつはどう考えても、やれるもんならやってみやがれ並に無理があったんで、短くしてみました。
切なさや苦しみを表現できてたらいいなと思います。
短くしたとはいえ、これもスラスラ読んでいかないと間に合わないと思います。
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コメント
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- はちのすけおかりします。