うたわれるもの二人の白皇(ハク タイミング見本)
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うたわれるもの二人の白皇(ハク タイミング見本)
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クオン『ハクは面倒くさがりで…怠け者で…いつも…横着しようとするのに…なのに…こんな時だけ……どうして…?』
ハク 『せっかくやる気を出したというのに、酷い言われようだ…』
クオン『ハ…ク…』
ハク 『しかし、こうしてみると…言葉が…思い浮かばないものだな』
クオン『待って…』
ハク 『しかしまぁ…伝えるべき事は伝えたか…』
クオン『待ってよ…私はまだ…何も言えてない…何も…言えてないのに…』
ハク『ああ…クオンの想いなら…もう伝わってるさ…』
クオン『伝わってない!!だったら、伝わってたら、こんな…』
ハク 『ありがとな…』
クオン『…ッ!?』
ハク『その気持ちだけで、十分だ…』
クオン『まさか、ハク…気づいて…』
ハク『クオンと出会えて…楽しかった』
クオン『まって…』
ハク『クオンが側にいてくれたから…ここまでこれた…』
クオン『待ってってば…』
ハク『賑やかな…祭りのような日々も…戦場で窮地に立たされた時も…お前が…傍にいてくれた…』
クオン『私は…』
ハク『ああ…とても…楽しかったさ…』
クオン『ハク―――』
ハク『そうだろ、クオン…』
―――ハク、塩になって消える―――
クオン『あ……あ……あぁ…………』
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