つじつま合わせに生まれた僕等 誦読
amazarashi
つじつま合わせに生まれた僕等 誦読
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今宵は大好きなamazarashiさんの楽曲
『つじつま合わせに生まれた僕等』2017 誦読
Ver.の
曲冒頭の詩の部分を。
拘りたくて、朗読の後ろに紙を走るペンの音と時計の音を入れました。
本当は後半雨の音も入れたくて、台風の訪れを見計らって外に出たんですが、風が強過ぎてノイズしか入らなかったので断念しました。
1番も歌いました⏬
https://nana-music.com/sounds/040d74dc/
今では、アニメの主題歌などで有名になったamazarashi。
ですが、まだ知らない方もいるかもしれませんので、amazarashiのことを少しだけ。
『amazarashi』
青森県在住の秋田ひろむを中心とするバンド。
日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝だが「それでも」というところから名づけられたこのバンドは、
「アンチニヒリズム」をコンセプトに掲げ、絶望の中から希望を見出す辛辣な詩世界を持ち、前編スクリーンをステージ前に
張ったままタイポグラフィーと映像を映し出し行われる独自のライブを展開する。3DCGアニメーションを使ったMVは
文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞するなど国内外で高く評価されている。
また、リリースされるCDには楽曲と同タイトルの詩が付属されている。
本家の気迫、言葉の波を聴いて欲しい。
歌も、語りのような、物語のある素敵な作品です。
https://youtu.be/Vaq2LOeFFW0
秋田さんの声と思考、amazarashiの音、映像、歌詞に惚れています。
【詩】
終わりから始まった僕らに
怖いものなんて何もなかった
旅路に宛てはなく
ここじゃないどこかを探す
雨風にたゆたう
波間にメッセージボトル
恒久的な欠落を
埋めようともがくあの日の覚悟
あれから七年後
ようやく辿り着いたこの岸辺へと
正解でも
間違いでも
それが分かるのはどうせ未来
そう言って託した未来に今立って
結局言えることなんて何一つなくて
吐き出す度に磨り減り
抗う度に傷つき
けど、それ故の気付き
書き留めるだけの日々
空白を埋める生き死に
手を差し伸べてくれた導き
手放した分の重み
背負い歩き続ける意味
何か変わると信じて託した言葉
音の間
過去から見れば
今日の僕が合わせるつじつま
五分四十秒答え合わせ
過ぎた時間こそ笑え
間違ってなかったと言う為の今日だ
逃げ道でもない
感傷でもない
凍える夜に縋り付ける温み
そういう記憶だけを思い出と呼んで
帰らぬと決めたらまた旅路へ戻れ
今日だってどうせやまない雨
運命と呼ばれる全てを疑え
降らば降れと天をにらみつけ
どうか挫けることなく光へ進め
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#詩の朗読
#つじつま合わせに生まれた僕等
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#あまざらし
コメント
4件
- Y
- ボンヤやっぱりポエトリーリーディングはいいですね! 高瀬さんの世界観がいいなー
- Y
- ボンヤ相変わらず良い声ですね✨☺️